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東海岸チェラティンへの旅。ウミガメの放流と産卵見学ツアー

こんにちは、にちま家族(@LifeinMalaysia1)です。

マレーシアでウミガメの産地といえば、レダン島やプルヘンティアン島が有名ですが、同じく東海岸にある、チェラティン(Cherating)でウミガメの産卵の見学やウミガメの赤ちゃんの放流体験ができます。

ずーっと昔に、プルヘンティアン島に行ったとき、ウミガメの産卵を見れなかったので、そのリベンジもかねて、2019年8月にチェラティンでウミガメの産卵とってきた時のことをご紹介します!

一生懸命、手足をバタバタ動かして、一匹として違う方向に行く赤ちゃんウミガメはおらず、一直線に海に向かって、飛び出していくすがたに、本能ってすごいなーと感動しました。

で、まず思うのが、

 

チェラティンてどこ?

ですよね。クアラルンプールやペナン、ランカウイは聞いたことあるけど、チェラティン。。。?
そういう人も多いかと思います。

チェラティンはマレー半島の東側のパハン州にありますが、レダン島やプルヘンティアンがあるトレンガヌ州の州境に位置しています。ちなみにクアラルンプールやペナン島などは、西側です。
クアラルンプールからは車で4時間ほど。また、国内線も飛んでいて、クアラルンプールからクアンタン空港経由で行くことも可能です。

チェラティンは、サーフィンでも有名な街なので、サーファーにも実はオススメの街です!

チェラティンのベストシーズンはいつ?​

マレー半島の東側に位置するチェラティンのベストシーズンは、5月から9月頃。ウミガメの産卵シーズンも5-9月ころなので、その時期に行くのがオススメ!

11月から3月までは、モンスーンの影響で雨期となり、波が高く、遊泳も禁止となるので、せっかく言ったのにホテルにこもりきり。。となってしまいます。

チェラティンで赤ちゃんウミガメ放流をするなら!

“Cherating Turtle Sanctuary”(ウミガメ保護センター)がオススメです。Cherating Turtle Sanctuaryはクラブメッドのすぐ隣にあるので、わかりやすいですね。

いろんなところで放流ツアーがありますが、相場は大体10匹RM50くらいのようです。
でも、保護センターで申し込むと、寄付という形でRM10を支払い、15匹程度のウミガメの赤ちゃんの放流体験ができます!

実は、2019年はウミガメの産卵の大当たり年でした。なので、年によってはこれよりも少ないこともあるかもしれません。

そして、この放流には、[su_highlight background=”#ebcf46″]予約が必要[/su_highlight]ですので、昼間のうちに一度ウミガメ保護センターに行き、予約をしましょう!
放流は夕方の時間ですが、保護センターは締まっているので、裏口(海側)の方へまわります。放流の時間になると門があくので、中に入り、名前を告げると、赤ちゃんウミガメが入ったバケツをくれます。

見てください。この小ささ!カワイイ。。

ウミガメの赤ちゃんを受け取ったら、いよいよ放流です。なるべく人のいないところまで行き、一匹ずつ砂浜へ。どの子も一生懸命、海に向かって歩いていきます。

この中で、またここに戻って来られるのは、大体5000匹のうち1匹だけだそうです。自然の過酷な現実です。

ウミガメの産卵見学ツアー

ウミガメの産卵の見学ツアーにも参加しました。

ウミガメの産卵見学ツアー、蛍ツアー、マングローブツアーもここで申し込みました!https://cheratingactivities.com/

夜9時ころ集合し、州を超えてトレンガヌのビーチまで向かいます。私たちは、車で向かいましたが、車がない場合は、乗せていってくれるので、問題ありません。

トレンガヌのビーチまで移動したら、一旦、そこでツアー会社のネットワークで、今、どこで産卵が確認できるのか情報を確認するのを待ちました。暗闇のビーチをウミガメを探すのはこれはこれで大変!こればかりは、自然のことなので、待つしかない。という状況のようです。

しばらくして、情報が入り、また車で移動し、砂浜までいくと多くの人が産卵のを見学するために待っていました。

こんなに多くの人に見守られながら、産卵するのってどんな気分なんだろうと思いますが、ウミガメは、気にせずどんどん卵を産み落としていきます。

 

 

この日産んだ卵。
産み落とした傍から、レンジャーが卵を保護。食用のために盗まれることを防ぐため、産んだものはすぐ保護し、別の場所で孵化させるそうです。

卵を産み終えて、卵を産み落とした場所に砂をかける母ウミガメ。そこにもう卵は無いのだけど。。

この日は月がとてもきれいで、月と海と出産。

なんだかとても神秘的な夜でした。