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【マレーシア】白い旗が持つ二つの意味。

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こんにちは!にちま家族(@LifeinMalaysia1)です。

マレーシアでは、白い旗ムーブメントが起こっています。

長引く活動制限令により、収入が絶たれたり、減少したりして生活に困窮した人が、食料やその他必需品を求めるため、白い旗を掲げて支援を求めることです。

援助の輪は、個人だけでなく、コミュニティや、企業にもどんどん広がっています。

例えば、99スピードマートは、白旗を掲げる家の写真と住所を知らせると、食料品パッケージを配達したり、多くのレストランが、店先に無料の食事を準備たり、家に白い旗を掲げたり、白い服を着ていなくても、持ち帰りが出来たりもするようです。

生活に困窮しているのは、B40の人だけではなく、中高所得の人もいて、支援を求めることに抵抗がある人たちも利用しやすいようにという事のようです。

また援助を求める人だけでなく、援助が出来る場合は、フードバンク等への寄付も出来るようで、支援リストが載っていた記事を参考までに載せておきます。

白い旗がもつもう一つの意味

白い旗には、もう一つ、『政府の政策に対し白旗を揚げる』という意味もあるようです。

クアンタンでは、白旗を揚げることは、犯罪に当たるとみなされ、白旗を撤去するよう命じられ、従わない場合は罰金となります。

また、ケダ州では、白旗を掲げた人への支援は行わないと発表しました。
ケダ州によるとPKOBと言われる災害管理オペレーションセンターを設けているので、そこに要請をした人のみが食糧援助を与えられるとしています。

白旗は、政府の政策に失望したというプロパガンダに過ぎず、COVID-19の取り組みが失敗したという認識を与える政治的宣伝をしているという事のようです。

国会の再開を控え、選挙への戦いがすでに始まっているようです。。。

本当に支援を必要としている人の行為が、政治的意図に利用されて、支援が届かないという事が無いことを祈ります。

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