ワクチン接種の予約登録が進まないことに対し、登録が進まないのは、ワクチン反対派が虚偽の情報を広めていることで不安と混乱を与えていることが原因では?という事で、ワクチン反対派に対する法的措置の検討と、このまま予約登録が進まない場合は、ワクチン接種の義務化を検討するよう内務大臣から指示が出ました。
それを受けて、元DAP(民主行動党)の政治家で社会活動家のタンスリ・リー・ラムタイ氏のコメントがThe Starに載っていました。(コメント抜粋)
『ワクチン接種は人権の問題であり、強制的することはできないため、ワクチン接種の義務化は賛成しない。政府は、ワクチン接種を義務化するのではなく、ワクチン接種普及運動に取り組むべきである。
また、ワクチン接種が進まない問題は、ワクチンの不足であり、政府は非生産的で無駄な提案にエネルギーと時間を費やすのではなく、ワクチンを入手するための努力に費やすべきである。
政府は感染者数を減らすためのあらゆる方法を考える事以外に、重要なことは無く、この任務に集中すれば、ワクチン接種を強制したり、反ワクチン団体を標的にする必要はない。』
コロナワクチンに関しては、安全性や副反応など、様々な情報がありますが、
個人的には、ワクチン接種は、特に子供への接種が可能になった場合、より慎重な判断が必要になるため、様々な情報から、各個人が判断できる状況であればいいなと思います。
ちなみに、マレーシアは、中国製ワクチンの臨床試験の承認を発表。
今後8つの研究センターで18歳以上の3,000人を対象に臨床試験が実施され、ワクチンへの有効性や安全、マレーシア人へ適合するかどうかが検証されるようです。
臨床試験には15-18ヵ月が費やされるようですが、結果によってはワクチンの種類に追加されることになりそうですね。