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【マレーシア】幻の金メダル

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こんにちは!にちま家族(@LifeinMalaysia1)です。

8月31日のナショナルデーにパラリンピックの砲丸投げでジヤド・ゾルケフリ選手が世界新記録の金メダルを獲得し、ダブルでめでたい日になりましたー!と喜んだ日から一夜。

なんと失格となり、幻の金メダルとなってしまいました…

 

理由は

時間通りに待合室に来なかった”から。

 

当日は、ジヤド・ゾルケフリ選手のほか、オーストラリア、エクアドルの3選手が、集合時間に遅れて待合室に来たものの、試合に出場。

その後の聞き取りで、遅れた理由に正当性が無いとして、棄権扱いになってしまったそうです。

それにより、金メダルはウクライナの選手へ。

これに怒ったのは、ジャマルディン元青少年・スポーツ大臣。パラリンピック公式Twitterに

「恥ずべき決定。パラリンピックの精神に反する。コールルーム(遅刻)だったら、そもそも彼らが競争することを許すべきでなかった。盗まれた金メダルと世界記録」

と猛抗議。そのほかにも在マレーシアウクライナ大使館のSNSに避難の書き込みが殺到しているそうです。。。

歓喜に浸った後だけに、ショックも大きい。。

国際パラリンピック委員会によると、記者会見でマレーシアからの非難を受けていることを明かしました。

マレーシアの派遣団は、大会が終了した後にのみ、上訴が出来ることになっており、騒動終息には時間を要しそうです。、、

一方でさらなるメダル獲得!

金メダルに悲しんだマレーシアでしたが、新たなメダルも獲得!

ウェイ・ルン選手がボッチャで銀メダルを獲得しました。

ボッチャ・・・?
私と同じようにそう思った方に。

ボッチャとは

”ジャックボールと呼ばれる白いボール(目標球)を投げた後、対戦する両者がそれぞれ赤と青の6球を投げ合い、自球をよりジャックに近づけたチームまたは個人が勝者となる。手で投げることのできない選手はキック、あるいは競技アシスタントのサポートを受けながら、「ランプ」と呼ばれる投球補助具(勾配具)を使ってボールを転がすことができる。”

ウェイ・ルン選手は、マレーシア人として初めてパラリンピックでボッチャの試合に出場したそうです。

初めての出場で、銀メダル!おめでとうございます。


今日のマレーシアは、悲しみや怒りに喜びと、1日でいろんな感情が飛び交った1日でした。

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