変更されたのは、新規感染者数!
今後は、新規感染者数ではなく、深刻な症状(カテゴリー3・4・5)を伴う新規症例数が新たな条件として使用されます。
ICU占拠率、ワクチン接種率の条件はそのまま。
財務大臣によると、感染力がかなり強いデルタ株などの変異株の出現により、感染者数は増える一方、ワクチン接種率が40%に達したことで、そのほとんどが無症状や軽症(カテゴリー1または2)で、高いワクチン接種率が重症者を減らすことに役立っているとのこと。
そのことで、公衆衛生インフラへの負担も軽減されため、新規感染者数はあまり意味をなさなくなったからだそう。
この傾向は、海外だけではなく、サラワクやラブアンでも同じようにみられるといいます。
フェーズ3に移行した、ペルリス、サラワク、ラブアンは既にこの新しい条件に基づいて判断されたようです。
サラワクは、1日あたりの感染者数が300人以上と条件を満たしていないのにフェーズ3へ移行したのは、新たな条件を適用したからなんですね。
因みに、サラワクは新たな条件である『深刻な状況を伴う症例数』が、1日あたり10人以下で、新規感染者数の2%だったそうです。
同じくラブアンも、一時は感染が爆発的に起こっていましたが、迅速なワクチン接種により、新規感染者数やICUへの入院も大幅に減少しています。
ワクチン接種完了者向けの新SOPも、2日以内(8月7日まで)には発表されるそうです。
ようやく、”数日中” や ”近日中”というあいまいな表現から抜け出しました~!
少し希望が見えてきた感じですね!