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マレーシアの予防接種事情。アストラゼネカの予約は即日で終了!シノバックかファイザー選べるようになる?

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こんにちは!にちま家族(@LifeinMalaysia1)です。

マレーシアの予防接種事情。

当初、60歳以上に充てるとされていたアストラゼネカのワクチンですが、一転、セランゴールとKL在住の方対象の先着順での接種へと切り替わりました。

5月2日12時からの予約開始でしたが、268,000人分が即日終了となったようです。

どのワクチンが接種されるかわからないからと登録を躊躇していた人や、フェーズ2や3に該当する人で早くワクチンを打ちたいと思っていた人にとっては、願ってもないチャンスとなったので予約が殺到したようです。

ローカル人気はシノバック

ファイザーかシノバックか。現在マレーシアのワクチンはこの2択。
どちらか、選ぶことはできません。(今のところ)

日本人にとっては、シノバックは、日本政府が承認していないワクチンという事もあり、抵抗が強いように思いますが、ローカルに人気なのは、シノバックだそうです。

ファイザー?シノバック?

マレーシア政府が確保しているワクチンは、

●ファイザー 3,200万回分(人口50%相当)
●アストラゼネカ 1280万回分(人口20%相当)
●シノバック 1200万回分(人口18.75%相当)
●ガマレヤ研究所 640万回分(人口10%相当)

だそう。

50%を確保しているファイザーは、配送の際、超低温での移送と保存が必要なことから、田舎の方では設備対応が難しいという事で、KLやセランゴールなどの大都市はファイザーの確率が高いといわれてきました。

が、ここになってファイザーの供給速度の遅れもあってか、政府は第2フェーズの対象者である60歳以上の高齢者には、シノバックのワクチンを接種する方針を発表。

第4波が来ているともいわれる中、接種率を上げていくためには、シノバックのワクチンや、次は6月に到着予定とされていアストラゼネカが先に接種されていくのかもしれませんね。

因みに、シノバックのワクチンは、中国から輸入した原液を、マレーシアの製薬会社にて製品化しているので供給が速いそうです。

ワクチンを選べる日は来る?

現在の登録状況と接種状況。

登録が50%を超えているところはまだまだ少なく、超えているところもようやく50%に届いたばかりで接種の状況も10%程度。

接種率をどんどん上げていくためには、フェーズの枠を超えた、セランゴールやペナンの製造業従事者への優先接種などにみる優先枠を設けたり、今回のアストラゼネカ指定のワクチン接種予約のようにワクチンを指定しての予約などの機会を増やすことは十分に考えられます。

現在は、ワクチンを選ぶことはできませんが、民間企業での有料接種も今年後半には可能になることが予想される中、ワクチンを選べる日が来るのは、遠くはなさそうです。

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