いきなりですが、マレーシアに来てから日本語能力のうち、手放したものがあります。
それは、読み・書き・話すのうち、「書き」の部分。最初は漢字ドリルなど日本語の問題集などもやっていたのですが、小学校で、中国語、英語、マレー語と3言語を学んでいることに加え、中国語の漢字と日本語の漢字が混乱したりしてきたので、学校に集中することとし、書きの部分は手放すことにしました。
とはいえ、中国語で漢字を学んでいるので、なんとなく理解できるというのは大きかったです。中国語が良くも悪くも手放すきっかけになりました。
そのほか、日本語を維持するためにやったことは、
●長期の休みに日本で体験入学(1か月~1か月半ほど)
●日本語の本を周りに置く
●私との会話は日本語
これだけです。手抜き日本語教育です。
体験入学は自治体によって受け入れ態勢も違うため、一概にどこでも可能ではありませんが、ありがたいことに、実家がある自治体は快く受け入れてくださり、とてもいい経験をさせていただきました。子供たちにとって、同じ年代の子と過ごすことは、日本語の維持向上だけでなく、日本文化を理解するのにとても効果があったように思います。
日本語の本は、帰国の度に年齢に合わせた本や漫画を購入し、持ち帰ってきてます。嫌にならず日本語に触れる機会を作ることが優先です。
あと、結果的に役立っているなと思うのは、「Youtubeとゲーム」です。言葉が偏ったり、オンラインゲームは言葉遣いが悪くなるので、いい事ばかりではないのですが。。
Youtubeは、たいてい字幕がついているのと、ゲーム(ソフト)は日本語仕様なので、読めないとうまく進めず、自然と覚えてくれます。また、オンラインゲームは、同年代の子と話しながら遊ぶので、日本語のアウトプットという面では役立っているように思います。
やはり、興味があることで、覚えるのは早いです。