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【入国規制緩和】対象となるかの分かれ道はワクチンの種類となりそう※追記あり

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こんにちは!にちま家族(@LifeinMalaysia1)です。

シンガポールとマレーシアは、近日中に互いのCovid-19ワクチン接種証明書を承認し、両国間の移動が再開されるようです!

ワクチン接種率が高まってくるにつれ、少しずついろんな国がワクチン接種完了者の入国許可や、隔離不要といった措置の検討・発表をしています。

先日、日本でも日本入国の際の隔離緩和を検討していると報道がありましたが、ワクチン接種完了の条件としてワクチンの種類は”日本国政府が承認したワクチンのみ”となるようだと報じられていました。

※10月1日以降の入国・帰国者を対象に、ワクチンの接種証明の保持を条件として、日本入国の隔離日数が14日間から10日間に短縮、3日間の強制隔離も緩和されることが、発表されました。
予想通り、ワクチンの種類はアストラゼネカ、ファイザー、モデルナの3種類が対象。接種国については欧米のみとの報道からだいぶ緩和され、マレーシアでの接種も対象になりました。
(9月28日時点)

どうやら、どのワクチンを接種したのかというのは、隔離対象となるのかどうかの大きな分かれ道となりそうです。

規制緩和や入国制限の条件を見てみると。。。

規制緩和の条件としてワクチン接種完了は必須の流れですが、ワクチンの種類を自国で承認したワクチンに限定している国は、どうやら日本だけではないようです。。

基本的に、先進国で承認されたワクチンの種類は、アストラゼネカ、ファイザー、モデルナ、ヤンセン(J&J)の4種類がほとんどとなっています。

先日、渡航の規制緩和を発表した英国もワクチン接種完了が条件にありますが、ワクチンの種類は英国が承認した上記4種のみとしています。

同様に年末に向け渡航再開を検討しているオーストラリアも、ワクチンの種類は自国承認済みの上記4つのワクチンに限定する模様。

その他入国制限を行っているEUやカナダで、ワクチン接種完了を条件としている場合も、ワクチンの種類は、自国承認ワクチンのみとしている場合がほとんど。

こうした流れを見ていると、特に先進国の規制緩和の条件の一つとして

『ワクチン接種完了。ただしワクチンの種類は自国が承認したものに限る。』

が挙げられるのは、通常となる可能性が高いような気がします。

つまり、日本を含む欧米諸国への出入国にあたって、アストラゼネカ、ファイザー、モデルナ、ヤンセンの4つ以外のワクチン接種をしている人は、規制緩和の対象から外れてしまうということに。。。

ワクチンメーカー別の承認国・地域

ワクチンの主なメーカー別の承認国・地域のマップを見れるサイトを見つけました。

★日本経済新聞の『チャートで見るコロナワクチン 世界の接種状況は』
https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/coronavirus-vaccine-status/

ワクチンメーカー8つから、アストラゼネカ、ファイザー、モデルナ、J&J(ヤンセン)の4つ以外のワクチンの承認国・地域マップを抜き出してみました。

マレーシアで在マ邦人が多く接種しているシノバック

ガマレヤ、シノファーム、インド血清研究所、シノバックの4つのワクチンを承認している先進国はほぼないですね。

代わりに、それらのワクチンが承認されているのは、主に中南米、東南アジア、中東、アフリカ。。。色んな事が見えてきますね。

ちなみに、これまでのマレーシアのワクチンメーカー別接種率は、(9月23日時点)

ファイザー47.2%、シノバック44.6%、アストラゼネカ8%、カンシノ0.2%

となっています。

日本のワクチン接種証明書は、マレーシアのデジタル証明(MySejahtera)への変換が可能で(モデルナはマレーシアで未承認ですが、変換可能な様子)、入国の際も自宅隔離がOKとなるなど緩和の対象となっているので、マレーシアのワクチン接種証明も日本側で承認・対象としてくれるといいのですが。。。

日本政府から公式発表はまだのようなので、詳細の発表が待たれます。

 

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