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恐るべしデルタ変異株!でも、ワクチン接種の効果はあり!?

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こんにちは!にちま家族(@LifeinMalaysia1)です。

6週間以上のロックダウンにもかかわらず、とうとう5桁の数字を突破したマレーシアの感染者数。

原因は、デルタ株。

このデルタ株が怖いのは、感染力が高いうえ、重症化の危険性も高い事。
デルタ株は、初期のコロナウイルスに比べて2倍以上の感染力があり、空中に長く滞在するそう。。感染経路がわからないケースが増えているのは、このためと考えられます。

シンガポールの研究では、デルタ株は当初のウイルスと比べて、酸素利用、ICU入室または死亡のリスクが4.9倍上昇、肺炎にリスクが1.88倍だったという報告もあります。

現在感染が拡大している日本や、イギリス、アメリカ、オーストラリアなどの国で広がっているのもデルタ株です。

マレーシアの陽性率は7月8日時点で8.5%。R数値は1.14。
これらの数字や、検査数が増えていることからも、マレーシアの感染者数は、もうしばらく高い数値が続くことが予想されます。

ワクチンの効果は出ている模様。

感染力が高く、重症化する率も高いデルタ株ですが、マレーシアのワクチン接種を完了したフロントライナーの感染者約2,800名のうち、大多数はカテゴリー1または2の症状で済み、カテゴリー3及び4の症状はそれぞれ3人だったそう。

また、ワクチン接種が進んでいる60歳以上の入院率も下がっているようで、ワクチン接種の効果は有りとしています。

感染者数の多い、セランゴール州、クアラルンプール市ではワクチン接種を優先的に進めており、このままのペースでいけば、8月には集団免疫の獲得が予想されています。

ワクチン接種が進むにつれ、入院率やICU占拠率が下がってくれば、規制解除が進む流れが見えそうです。

あともうしばらくの我慢です!

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