そもそも、ヘイズって何?って方もいると思うんですが、ヘイズとは、インドネシアのスマトラ島やカリマンタン島で発生した森林火災や野焼きの煙、また排気ガスの微粒子が原因となって起こる大気汚染のことで、これらが、モンスーンによりマレーシアやシンガポールをはじめとする東南アジア全体にまで流されてくることにより発生します。
煙害というだけだって、ヘイズが来ると、街中が白っぽく霞んできます。ひどいときは何かを燃やした焦げ臭いにおいがします。
インドネシアでの野焼きによる煙害ですが、元をたどればマレーシアの企業がインドネシアでプランテーションのために行う野焼きであったりということもあり、マレーシアも鎮火の協力を申し出たり、煙害についての協定を結んだりしています。
写真を見るとどれだけ煙に覆われるかよくわかりますね。