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マレーシアの英語、マングリッシュ!

こんにちは!にちま家族(@LifeinMalaysia1)です。

マレーシアの言葉はマレー語ですが、多民族国家でもあるため、英語が広く話されています。
日本人の英語の発音に特徴があるように、マレーシアの英語もかなり独特で、マレーシア人の英語は、「Manglish-マングリッシュ」と呼ばれています。

マングリッシュの特徴は、イントネーションと、ある単語を使う事で文章を省略したり、文頭や語尾に感嘆語をつけて感情を表したりすることです。

いかに短くするか。

マングリッシュの特徴は、ある単語を使って、文章を短縮します。その、マレーシア人が多用する単語言葉ベスト3は、こちら!

No.1 「Already」

マレーシア人は、このAlreadyをめちゃくちゃ多用します。完了形は、ほぼすべて現在形にAlreadyを付け加えて済ませます。例えば、「You eat lunch already?」(もうランチ食べた?)「You do homework already?」(宿題したの?)「You watch already?」(もう観た?)「I go back already」(もう帰ったよ)「I’m hungry already」(おなか減ったよ)といった感じです。
 

No.2   「 Or not?」

マレーシア人は、質問や確認をするときはたいてい、語尾に「Or not?」を使います。例えば、「You want or not?」(いる?いらない?)「OK or not?」(いい?ダメ?)という具合です。
 

No.3 「Can」

Canは、「Can?」「Can!」とこれだけで会話が成立するほどです。Can you~?への回答は、「Can!」か「Can not!」これだけでOK。というより、マレーシア人は、出来ることも出来ないことも「Can Can!」という回答が返ってくることも多いので、「Can」を鵜呑みにしてはいけません!

感嘆語で自由自在に気持ちを表す⁉

マングリッシュは、最初や最後につけ加えるだけでいろんな感情を表すことができる感嘆語たくさんあります。また、これらのイントネーションや、どこにつけるかで全然違う意味になったりと、多様な使い方がありますが、丁寧な言葉ではないので、どこででも誰にでも使うというよりかは、友達同士や家族などの近しい相手や、フランクに会話する際に使うものになり、ローカルの方も、時と場合によって使い分けています。

「Ah」

この「Ah」は文頭にもつけますが、語尾につけて使う事が多く、イントネーション一つで、様々な表現が出来る便利な単語です。
これを語尾につけイントネーションを変えたり、伸ばしたりするだけで、「~するね(自分がする)」「~しなさいよ!(命令・警告)」「~だってば!」「~なの?」「~だよね?(確認)」といろんな表現が出来ます。

例えば、「Sleep ah?」(もう寝るね)や「Sleep ahh?」子供などに(寝なさいよ!)と言えるし、「This one ah?」(これなの?)「This one ahhhhh」(これだってば!)、「OK ah(ya)?」(OKだよね?)という具合です。

 

「Lah」「La」

「Lah」「La」は、語尾につけて使います。一番よく聞くのは「OK Lah!」じゃないでしょうか?あとは、「Ya Lah」「No Lah」などYes や Noの後につけたり、「Eat Lah」「Do Lah」や、「Don’t worry Lah」など動詞や名詞の後につけて使い、良くも悪くも強調するときや、勧めたり、促したりするときに使います。
例えば遠慮の塊で何か1つ残っている時に、「You eat Lah」(食べちゃって!)と勧めたり、「You do Lah!」(あなたがしちゃいなよ!)と勧めたり、「Don’t worry Lah」(心配しなくても大丈夫だよ!)という具合です。

 

「Wei、Ei」

「Wei」「Ei」は、文頭つけて使います。人に話しかけるときや、話題を変えるときの、「ねぇ、」とか、「あ、そういえば」という意味で使いますが、丁寧な言葉ではないので、友達など近しい人と話すときにのみ使った方がいいですね。

「Lor」

「Lor」は、語尾につけて使います。「OK Lor」「Ya Lor」という感じです。同意するときに使いますが、どちらかといえば、「そうだよね。。。」「それでいいんじゃない?」としぶしぶ同意するようなときに使う事が多いかもしれません。

「Meh」

「Meh」も語尾につけて使います。「Can meh?」「OK Meh?」という感じで、これは、本当にxxx?と疑わしいときに使います。
 
これらの言葉は、ここに出しただけでなく、イントネーションや使い方によっては、これ以上の意味を持っており、いろんな使い方が出来ます。
これを使いこなしてローカルの人と会話ができるようになれば、立派なマングリッシュの使い手です!