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【マレーシア】端午の日は、ちまきとドラゴンボートレースで。

こんにちは!にちま家族(@LifeinMalaysia1)です。

今年の6月14日は、旧暦の5月5日の『端午』の日。
日本では、端午といえば子供の日や男の子の節句となりますが、中華系の人は、端午の日には、ちまきを食べ、ドラゴンボートレースが行われる日になります。

マレーシアでは、ペナンやマラッカなどでドラゴンボートレースが行われていて、
なんとペナンは、国際ドラゴンボートレースが開催されているようです。
(2020-2021は中止かと思います)

 

先週あたり、市場やお店などで、大量のちまきが売られているのを目にした人もいるかもしれませんね。

うちも、週末に夫が買ってきた『ちまき』を食べていたら、中華系小学校に通っていた長男が、なぜこの日に『ちまき』を食べるようになったのかを教えてくれました。

長男によると、

「中国の詩人であった屈原は、並外れた知恵と人々からの人望があったがゆえに、同僚にはめられて、追放されてしまった。このことを嘆いた屈原は、多くの詩を残した後、川に身を投じてしまった。

そのことを知った人々が、ボートで捜索に向かい、屈原の体が魚に食べられないよう、葉っぱに巻いたおにぎりを川に投げいれた。」

そこから、屈原の供養のため、命日のこの日にドラゴンボートレースを行い、ちまきを食べるようになったそうです。

マレーシアのちまきの中身はなに?

思えば、日本でちまきを食べた記憶があまり無いので、どれくらい種類があるかわからないのですが、マレーシアのちまきはいくつか種類があります。

●福建ちまき

 豚肉(背脂やミンチ、角煮など)、アヒルの卵(黄身)、しいたけなどが入ったもの

夫の家も義母が福建なので、小さいころからこのタイプのちまきを食べていたそう。

●小豆が入ったちまき
あんこが入っていますが、甘さ控えめなものが多い

●プレーンちまき
何も入っていなくて、ご飯のみ。砂糖をつけて食べるそう 

●バタフライピーで色づけたちまき
バタフライピーの花で色づけた、青紫色のちまきもあるそうですが、食べたことないので、来年以降の楽しみにしておきます。

その他にも、豚肉が鶏肉だったり、牛肉だったり、出身地にもよって中身が違うようです。

これまで、ドラゴンボートレースやちまきを食べる日だとは知っていましたが、その文化背景を改めて聞いたことがなかったので、一つ勉強になりました。

コロナ禍で、家で家族と過ごす時間が増えて、時間の使い方がずいぶん変わりました。
色んな事を見直したり、挑戦したり、考えさせられたりするいい時間にもなっています。

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