こんにちは!にちま家族(@LifeinMalaysia1)です。
スーパーに行ったらサトウキビが売られていました。拝天公がもうすぐですね。
中華系マレーシア人と国際結婚した私にとってのもう一つのお正月、それが旧正月(春節)です。旧正月の期間って、2週間あるんですが、 その中でも、九日目は福建人にとって拝天公を行う、重要な日なんです。
拝天公とは、旧正月の九日目に行われる天公(玉皇大帝)の誕生日を祝う儀式です。天公は、天界、宇宙、地上、地底に住むあらゆるもの支配者で、道教における最高神とされています。
なぜ天公の誕生日を祝うのか?というのは、その昔、旧正月に福建省の海沿いで侵略者(日本の海賊だったり北部からの軍など諸説あるようです)が、略奪や殺人を行う中、侵略者から逃げていた福建省の人々の前に突如サトウキビ畑が現れ、その中に身を隠し難を逃れたそう。ようやく侵略者が去り、畑の外に出てきた日が旧正月の九日目であったことから、この日が福建人にとっての新年の日となったそうです。
また、この日は天公の誕生日であったことから、天公が助けてくださったということで、天公を祝う、拝天公が行われるようになったんですね。