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マングリッシュ上級編、Bahasa Rojak!

こんにちは!にちま家族(@LifeinMalaysia1)です。

マレーシアは、多民族がいてそれぞれの民族でそれぞれの言語が話されていますが、共通語としてのマレーシアでの英語は、「Manglishマングリッシュ」と呼ばれています。

マングリッシュも、ローカル同士の会話となると、よりそれぞれの民族の言葉が少しずつ混ざってくるんです。つまり英語の文章の中にマレー語、中国語やタミール語の単語が入ってきます。それは、それぞれの言語をベースに話していても同じです。中国語で話していても、英語やマレー語が混ざってくるといった具合です。

それを「Bahasa Rojak(バハサ ロジャッ)」といいます。それぞれマレー語で、

Bahasa = 言語
Rojak = 混ぜる

Rojakは、食べ物の名前でもあって、いろんなものを混ぜて食べるマレーシア料理です。Rojakって何?と気になった方は、👇参考までにどうぞ。

それぞれの言葉が急に文章に混ざってくるので、途中何を言っているのかわからなくなることもしばしばです。あまりにも多くの言葉があるので、紹介しきれないのですが、「それ、よく聞く!」という言葉や、何気に耳に入った言葉に、「あ!あれだ。」とわかったりするので面白いですよ!

Bahasa Rojak= マレーシアスラング

Kacau(カッチャウ)
マレー語。「Disturb」邪魔する。 「Don’t Kacau me lah!」 邪魔しないでよ~!や、「Sorry for Kacau ah.」邪魔してごめんね。

 

Potong Stim(ポトン スティム)
マレー語。Potong=Cut Stim=Steamで、「Killjoy」水を差す、白ける。といった意味。「Potong Stim la you!」水を差さないでよー。

 

Wa lao eh(ワ ラォエ)、Wa lao(ワ ラォ)
福建語。「Oh My God」で、大人も子供もよく使ってます。

Cin cai(チンチャイ)
福建語。「Whatever」「Anything」何でもいいよ。という意味です。「What do you want to eat ah?何食べる?「Cin cai,  cin cai lah なんでもいいよ~。

Ta Pao(タ パオ) Ta Pau (タ パウ)
「Take away」「To go」で、持ち帰りの事。「Can I Ta Pao?」持ち帰りできますか?「Ta Pao, Please」

 

Bo Jio(ボ ジォ)
福建語。Bo=Never, No    Jio=Inviteという意味。友達がどこかに出かけた話や出かける話をしている時に、 どうして私も誘ってくれなかった(くれない)の?」と
本気で責めるわけではなく、いいなぁ(うらやましいなぁ)という意味。「You guys went to ABC cafe? Bo Jio!」

Pancit(パンチッ)
マレー語。タイヤがパンクしたときに使います。「My tire pancit lah!」タイヤがパンクした

呼びかけ編(人)

Leng Lui(レン ロイ)/ Leng Zai(レン チャイ)
(若い・カワイイ)おねえさん(Leng Loi)、(若い・かっこいい)おにいさん(Leng Zai)。お店の人が呼びかけるときによく使っています。そこのおねえさん(おにいさん)!という感じで、「Leng Lui!What are you looking for?」おねえさん、何を探してるんですか?

 

Boss
Kopitiamやフードコートなどで、お店の人を呼びかけるときや、その逆で、お店の人がお客さんに呼びかけるときにも使われます。自分のBossでなくても、Bossです!マレーシアでは誰もがBossなんですね。

 

Aunty / Uncle
中高年の方を呼ぶときに使います。親戚ではなく、日本で中高年の方を一般的に呼びかける時や、子供が友達のお父さんやお母さんを呼びかける時などに呼ぶ、「おじさん」、「おばさん」と同じ感覚です。

まとめ

ローカルの方も外国人と話すときは、スラングはあまり使わず話したりするのですが、話す機会が多くなったり、親しくなるほど、会話にスラングが出てきます。

また、会話に「Ah、Lah、Lor」など語尾に織り交ぜて使うとより親しみやすくなり、感情も伝える事が可能です。Work From Homeで在宅勤務も日常になり、テキストでのやり取りも増えましたが、文字だけでは読み取れない感情も、それらを付け加えることで、簡単に短い言葉で伝える事が出来るのでおススメです。

スラングも一つ混ぜるだけでも、「おっ!」と思ってくれると思うので、機会があればぜひ使ってみてはいかがでしょう?